6月12日、サンフランシスコのアップルストアで働く従業員が、待遇改善を求めて労働組合を設立しようと試みている。写真は昨年7月、ニューヨークのアップルストアで撮影(2011年 ロイター/Lucas Jackson) [拡大写真] [サンフランシスコ 12日 ロイター] 従業員の「忠誠心」が比較的強いとされる米アップルで、サンフランシスコにある直営店舗アップルストアで働くコーリー・モールさん(30)が、従業員の待遇改善を求めて労働組合を設立しようと試みている。 米国の労働組合はトラック輸送業や自動車製造業などの分野で強い立場を築いているものの、シリコンバレーのハイテク産業では、自分の意思によるキャリア選択の自由度や雇用の柔軟性を良しとする考えがあり、労働組合はそれほど一般的ではない。 パートタイムで働くモールさんはアップルストアで4年間勤務しており、現在の時給は14ドル(約1130円)。こ