ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)など国際大会開催時に結成されている野球の日本代表について、強化を目的に毎年編成する方向になった。10日、那覇市内であったプロ野球12球団の代表者会議で、具体的に検討する方針を決めた。日本の3連覇がかかる2013年の第3回WBCに向け、早くチーム編成し強化することが狙いだ。 野球の日本代表は06年と09年のWBCでは2連覇しているが、08年北京五輪ではメダルを逃した。第3回WBCまで残り2年となり、競技力を高めるには代表チームの「常設」が必要と判断。結成時期や監督、選手の決定方法などについて、12球団がこれから1週間に1度ほどの頻度で話し合うことになった。球団、選手の理解のほか、負傷時の補償制度など様々な環境整備が必要だが、この日の会議では今秋にチームを編成し、強豪との強化試合を行うべきだとの声があがった。 国代表同士の真剣勝負はファンの関心が