イタリア高級スポーツカーブランド、ランボルギーニが今後生産するモデルで、MT(マニュアル・トランスミッション)を採用しない方針であることがわかった。モータートレンド誌に開発部門の幹部が答えたもの。 現状では各スポーツカーブランドでも、MT車の比率は極端に落ちており、経営効率や今後の発展性などを考えて、いつ見切りをつけるか時間の問題とされていた。ランボルギーニも同様で現在のMT比率は1~2%だという。 来年に発売されると見られるガヤルドの後継モデルから、AT(オートマティック)のみになる見込みだという。 MTは、ギア操作しているという感覚を楽しみたい一部のオーナーに根強い人気があるのは確かだが、性能が向上していく中でギア操作をマシンに任せるのが一般的になっている。また、新興国への販売でもAT車が一般的で、姿を消す運命にあるのか。 ◆『ヘッジファンド』から『慶応幼稚舎』まで。「ゆかしメディア」