国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は6日都内で記者会見し、「円相場は若干過大評価されている」と述べた。その上で、「円相場の急変動が続いた場合、各国と協調した上での為替介入なら正当化できる」として、円高阻止を狙った日本の円売り介入に一定の理解を示した。 欧州債務危機の深刻化に伴い、相対的に「安全通貨」とされる円が買われやすい環境が続いている。ラガルド氏は「欧州危機のあおりで世界経済が悪化すれば、逃避資金が円に集まり、円の過大評価が一段と進む恐れがある」と指摘した。
国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は6日都内で記者会見し、「円相場は若干過大評価されている」と述べた。その上で、「円相場の急変動が続いた場合、各国と協調した上での為替介入なら正当化できる」として、円高阻止を狙った日本の円売り介入に一定の理解を示した。 欧州債務危機の深刻化に伴い、相対的に「安全通貨」とされる円が買われやすい環境が続いている。ラガルド氏は「欧州危機のあおりで世界経済が悪化すれば、逃避資金が円に集まり、円の過大評価が一段と進む恐れがある」と指摘した。
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