音声合成ソフト「初音ミク」を使った着うたの配信に関して、楽曲の著作権を管理するドワンゴ・ミュージックパブリッシングと初音ミクの発売元であるクリプトン・フューチャー・メディアとが和解し、一件落着となった今回の「初音ミク問題」(参考:「初音ミク」楽曲の使用について、クリプトンとドワンゴが最終合意--権利関係を明確化)。今度は、当事者の1社であるドワンゴ・ミュージックパブリッシングが、この騒動をなかったことにしようとしている疑惑が浮上した。 ドワンゴ・ミュージックパブリッシングが12月 21日に、ニコニコ動画内の「ニコニコニュース」に掲載した2つのエントリ「クリプトン社の謝罪に対するコメント」と「クリプトン社様からの着うた配信の経緯(2)に関して」が、12月27日現在ニコニコニュースから削除されているのだ。それぞれのページには「この記事は水に流されました。」とのみ記載されている。 (なお、どのよ
2007年のブログ界は、一種のバブル崩壊期だったと言えるだろう。本当にバブルは崩壊したのか? それとも新たな方向性を見いだしていくのか? まずは2007年のブログ界の動向を振り返りながら、2008年の予測を試みたい。 2007年は、ブログ界にとってターニングポイントとなる年になった。それは、ブログがリアルに与える影響がいっそう強まった年だからだ。それも、どちらかと言えばプラスよりもマイナス方面への影響が目立った。 これが単にマイナスの影響ではなく、プラスの方向へ移行していくためには、ブログがメディアの1つとして、どのような形に成長していけばよいのだろうか? まずは、幾つかの事例を振り返りながら考えてみよう。 ブログからリアルへの波及 10月13日、長崎県警は大阪市の坂本優介容疑者を未成年者誘拐の疑いで逮捕した。長崎県内の小学6年女児が開設したブログを通じて知り合った容疑者が、その女児を自宅
乙〇知〇君より、私がプライヴァシーの侵害をしているという申し立てがあったと、はてなから連絡があった。 乙〇君は、荻上チキは筆名だという。しかし、筆名というのは作家が用いるもので、かつおおよそはその実名もまた世間には知れている。岸本葉子も筆名だが、その本名は『現代日本執筆者大事典』にちゃんと載っている。覆面作家というものがあって、初期のエラリー・クイーン、北村薫などがいるが、彼らは推理小説を書いたのであって、何らかの議論を行ったわけではない。江藤淳や柄谷行人でも、調べれば実名は分かるし、隠してはいない。筆名で活動しているからといって、その本名を堅く隠蔽しようとし、明かされたからといって被害を訴えたなどという前例がないのである。 戦後の学者でいえば、見田宗介が真木悠介という筆名を使ったが、ほかにはあまり見当たらないし、見田も、隠していたのかどうか疑問である。学者が変名を使ってポルノ小説を書くと
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