2019年2月20日のブックマーク (1件)

  • 第125回 「无」と「無」と「𣠮」 | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム

    新字の「无」は、常用漢字でも人名用漢字でもないので、子供の名づけに使えません。旧字の「𣠮」も、常用漢字でも人名用漢字でもないので、子供の名づけに使えません。こんな妙なことになってしまった原因は、俗字の「無」が当用漢字になってしまったからなのです。なお、「无」と「𣠮」の新旧には議論があるのですが、ここでは「无」を新字、「𣠮」を旧字としておきましょう。 昭和17年6月17日、国語審議会は標準漢字表2528字を、文部大臣に答申しました。標準漢字表は、各官庁および一般社会で使用する漢字の標準を示したもので、火部に俗字の「無」が収録されていましたが、新字の「无」や旧字の「𣠮」は収録されていませんでした。文部省は12月4日に標準漢字表を発表しましたが、そこでも俗字の「無」だけが含まれていて、新字の「无」や旧字の「𣠮」は含まれていませんでした。 昭和21年4月27日、国語審議会に提出された常用

    第125回 「无」と「無」と「𣠮」 | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム
    Ta_Howait
    Ta_Howait 2019/02/20
    ”𣠮”これは俺的老婆も読めなかった。そして私は”無”が元々俗字だったことも知らなかった。