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2009年3月2日のブックマーク (2件)

  • 「詩学」は原則本

    古典というより教典。小説、シナリオなど、創作にかかわる人は必読。 著者アリストテレスは、悲劇や叙事詩を念頭においているが、わたしはフィクション全般に読み替えた。フィクションを創造するにあたり、観客(読み手)に最も強力なインパクトを与え、感情を呼び起こすにはどうすればよいか?構成は?尺は?キャラクターは?描写は?「解」そのものがある。 これは、「現代にも通ずる古典」というのではない。二千年以上も前に答えは書かれていて、今に至るまでめんめんとコピーされてきたことに驚いた。書が古びていないのではなく、新しいものが創られていないんだね。 著者に言わせると、わたしたちヒトは、「再現」を好むのだという。この概念はミーメーシスといい、模倣とも再生とも翻訳される。現実そのものを見るのは不快で、その現実を模倣したもの――演劇だったり彫刻、絵画だったりする――を見るのを喜ぶのだという。彫刻や舞台を用いること

    「詩学」は原則本
  • 若いサイエンティストは何を考えているか──第一回:理化学研究所 | WIRED VISION

    若いサイエンティストは何を考えているか──第一回:理化学研究所 2009年2月27日 インテルでは、様々な教育支援プログラムを実施しているが、とりわけSociety forScience & the Publicが運営する、Intel International Science and EngineeringFair (Intel ISEF)は、世界各国から優秀な高校生が集まる国際的なフェアとして広く知られており、現在世界各国で活躍するサイエンティストの登竜門としても認知されている。環境問題等でより高度な技術的・科学的取り組みを必要とする時代になっているということもあり、このようなイベントの意義は一層大きなものになっていくだろう。 では、実際にサイエンスを活動の場とする若い人たちは、いったい何を考え、感じながら日々研究活動を行っているのか。一回目は、日を代表する研究機関である理化学研究所