沖縄・宜野座で行われる来年の阪神春季キャンプで伝説の大物OB・江夏豊氏(66)が臨時コーチに就任する。虎投手陣からは歓迎の声が上がっているが、一方で一匹おおかみで気性も荒いことで知られるだけに「予習しないとえらい目に遭う」と戦々恐々。これからキャンプインまでの約2か月間の“短期集中猛勉強”で万全を期すというのだが…。 藤浪が「阪神のレジェンドの方なので気持ちの部分とかを聞けるチャンス」と熱望したように、江夏氏を迎える虎投手陣からは早くも歓迎の声が続出している。しかし、一方で世代を感じさせる“悲鳴”が出ているのも事実だ。ある若手は「正直、江夏さんが投げている映像を見たことがない」と不安を口にすれば、別の若手も「少しだけ昔の映像を見たことがあるくらい。あの江夏の20…何球でしたっけ?」。江夏氏の伝説エピソードとなった広島時代の「江夏の21球」も知らないという。 若手投手にとって、御年66歳の江