岡村均 薬学研究科教授らの研究グループの研究成果が「Nature Medicine」誌に掲載されました。 写真は左から土居雅夫 薬学研究科講師、岡村教授 研究成果の概要 朝晩の食事、睡眠などの毎日の生活リズムは、人類発祥以来続いてきた安全な社会生活や健康な生活の基盤です。しかし、現代は長時間労働や交代制勤務などを強いられ、生体リズムシステムの維持が困難な状況に陥っているのが現状です。テレビやゲームによる睡眠時間の減少や、24時間営業のコンビニエンスストアなど、不夜城と化した人工的な生活環境変化の急速な浸透によりライフスタイルが劇的に変動し、生体リズムの異常に起因すると思われる健康障害は急増しており、きわめて今日的な緊急の医療問題となっています。このような社会的背景の中、生体リズム異常と生活習慣病の関連性を明らかにすることは現在最も重要な研究の一つとされています。 今回私共が着目した高血圧