米インターネット検索エンジン2位のヤフーが20日発表した2009年7~9月(第3四半期)決算は、最終利益が前年同期に比べて3倍強の1億8610万ドル(約168億円、1株当たり13セント)と大幅な増益となった。人員削減や事業の絞り込みを通じて経費を圧縮したのが奏功した。株価は20日(現地時間)の時間外取引で一時4.8%上昇した。関連記事ヤフー7~9月期、コスト減で利益3・…検索連動広告の回復が追い風 グーグル…記事本文の続き 売上高は提携先サイトへの支払い分を除いたベースで11億3000万ドル。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想11億2000万ドルを上回った。 広告収入の不振やグーグルからの強まる攻勢を受けてヤフーは一部サイトを閉鎖し、ホームページとメッセージング、携帯電話機版サービスに焦点を定め直した。JMPセキュリティーズのアナリスト、サミート・シンハ氏によると、自動車メーカーや旅行