perf + Flame Graphs で Linux カーネル内のボトルネックを特定する - ablog で Linux カーネル内のボトルネックをマクロに分析する方法を紹介しましたが*1、 strace でI/Oシステムコールのレスポンスを調べると遅く*2、 iostat の await でカーネルのブロックレイヤーのI/Oレスポンスを調べると速い場合、 システムコールインターフェースとカーネルのブロックレイヤーの中間(ファイルシステムレイヤーなど)で詰まっていると考えられます*3。 このようなケースで、1回のシステムコール発行の所要時間の内訳*4をミクロに追跡するには Brendan Gregg の funcgraph が便利です*5。 実行結果 # ./funcgraph -Htp 4511 vfs_write Tracing "vfs_write" for PID 4511...
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