フェイスブックやツイッターなどが加盟するインターネットの業界団体は、香港政府によるデータ規制の見直しに反発し、香港でのサービスを停止する可能性を示唆しました。 これは、フェイスブックやツイッター、それにグーグルなどが加盟する業界団体「アジアインターネット連盟」が5日、香港政府に宛てた書簡を公開し、明らかにしたものです。 香港政府は、おととしの大規模な抗議活動の際、インターネット上に警察官などの個人情報をさらす行為が相次いだことを受け、ことし5月、こうした行為を取り締まれるよう、規制の見直しに着手しました。 これに対し、アジアインターネット連盟は書簡で「違法行為の定義があいまいで悪意のない情報共有も違法だとみなされるおそれがある」と指摘しています。 また、当局の削除要請に従わなかった場合、各社の現地スタッフが刑事責任を問われるおそれがあるとして強い懸念を示しました。 そのうえで「こうした事態