縁側の沓脱石(くつぬぎいし)の上をしれっと通り過ぎる猫。顔がめちゃワイルド。突然の登場に慌てたけど、なんとか撮れた(2011年5月 ソニー NEX-5) ネットでいろんな人がアップした猫写真を見ていると、時々「あ、この場所に見覚えある」なんてことがある。場所を教えてもらったり、背景から判断したり、そして近場だとわかると行ってみようかとなるわけである。 でも、喜び勇んで出かけても、空振りに終わることが多い。猫って自分の縄張りを上下前後左右、三次元的に使いながら自由に動き回っては、目立たないところで昼寝をしているのである。ピンポイントでいつもそこにいるわけじゃないのだ。 それが悩ましいところであり楽しいところであり、うらやましいところでもある。 今回もそんな感じで、都内のとある洋館のある公園へ猫目当てで散歩に行くが、案の定、影も形もない。しょうがないのでのんびりして帰るか、と庭の方に回ると、遠