NTTドコモは、1月25日に都内で発生した通信障害について、経緯説明を行った。冒頭、岩崎文夫常務執行役員が「お客さまにご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。 1月25日午前8時26分から、都内の一部エリアにおいて、FOMAのパケット通信・音声通話が利用しづらい状況に陥った。当初、原因はJR東日本の一部電車のダイヤ乱れと言われていたが、実際は、24日深夜からNTTドコモで行われた新型パケット交換機への切り替え作業が影響を及ぼしていたという。NTTドコモでは、スマートフォンユーザーの急増に対し、処理能力の高いパケット交換機を1月20日より順次、導入していた。24日深夜に対象となるエリアを拡大したところ、予測を上回る大量の“制御信号”が処理しきれず輻輳(ネットワークが混雑すること)状態になり、FOMAの音声・パケット通信が利用しづらくなったという。25日10時56分ごろから
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