家電量販店には、なぜか“本店”がいっぱいある。特に全国展開している量販店には、全国いたる所に本店があって、例えば店舗数業界1位のヤマダ電機は、384店舗中63店に本店っていう名前がついてる(2009年2月末時点)。 つまり全体の約16%が“本店”だ。 本店って、一般的な企業でいうところの“本社”とか、ラーメン店でいうところの1号店みたいな存在じゃないんだろうか。それがいっぱいあるって、どういうことなんだろう。家電量販店での“本店”の定義について、ヤマダ電機に話を伺った。 「当社では、特に定義はありません。通常店よりも比較的面積が広かったり、品揃えが豊富であることが多いものの、店によってまちまちです。 都市型店舗をLABI、郊外型店舗をテックランドとしていますが、本店には明確な基準がないんです」 じゃあ、本店にはどんな意味があるの? 「その地域の中核となる店舗、つまり旗艦店として考えています
ここ何年か、いろんな店で、店員の名札に書かれた名前がひらがな化してる気がする。 僕の場合、行く機会の多いコンビニで特に、その印象が強い。 昔はそんな印象がなかったけど、最近はどこもかしこも、ひらがな名札のような気がする。 どうして名札の名前はひらがなになったんだろう。ひらがな名札を採用している、大手コンビニ5社に同じ質問をぶつけてみた。 「来店されるお客様の年齢層が幅広いため、お子様など誰が見ても名前が読めるようにと、ひらがなで書いております」 なんと、各社みんな同じ答え。これ以外に理由はないとキッパリ。いろんな意図があると思ってたけど、聞くのも恥ずかしいほど、当たり前の回答だった。 漢字にふりがなをふるよりも、大きな文字でひらがなだけを書いた方が、ひと目見てわかるからだという。 ところでコンビニでは、外国人の名札もひらがなになってる。例えば中国人の「り」さんや「ちょ」さん。この場合はもと
「鉛筆は2BかHBを使いましょう」って言われてた小学生のころ、文房具屋で見つけた『F』の鉛筆に、かなりテンションが上がった記憶がある。Fって何だよ! と。 新しい鉛筆が出たのか!? と。さっそく親に言って、その謎めいた鉛筆を買ってもらった。 ところが使ってみると、これがなんとも普通。濃さも書き心地もHBとそんなに変わらないし、高級感があるわけでもない。テンションは一気に下がり、一度使っただけで、その後「F」が鉛筆立てから出ることはなかった。 大人になってから、記号の意味を知った。 『B』はBLACK(黒い)、『H』はHARD(硬い)、そして『F』はFIRM(引き締まった)。Fは最新のもんじゃなく、昔からあるHとHBの間の濃さの鉛筆だった。 ただ、疑問は残った。どうして意味ありげに、Fなんていう別格っぽい記号がつけられてるのか。BとHだけで片付く話じゃないんだろか、と。 疑問を解決すべく、日
最近、半角カタカナで入力していない。 ネット上のほとんどの入力フォームで禁止され、携帯のメールでは“登録できない文字が含まれています”って警告される半角カタカナ。 いつからか、すっかり見なくなっている。 でもそんな時代に、半角カタカナが使われてる場所がある。 それは、銀行のネット振り込み。 振込先の銀行名や名前を入れるとき、要求されるのが半角カタカナ。こんな指定をされるのは、銀行くらいかもしれない。 どうして銀行の振り込みは、半角カタカナなんだろうか。 新生銀行に聞いた。 「銀行の多くは“全銀システム”という、全国の銀行をオンラインでつなぐシステムに加盟しているんですね。その情報フォーマットが半角カタカナを使用しているため、それに合わせているんです」 つまり半角カタカナは、全国の銀行間でやりとりするときの“共通語”。すべての銀行で通用するのが、唯一半角カタカナだから、それを全銀システムでも
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