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OpenOffice.org入門に関するTensorのブックマーク (12)

  • 第11回 気軽に使えるプレゼン・ツールImpress(その3)

    OpenOffice.orgには残念ながらあまりテンプレートが付属していない。そこでテンプレートを自作して登録する方法を説明する。 マスター・ページを呼び出す では,Impressのテンプレート・ファイルを自作してみよう。ここでは,会社のロゴを張り付けた背景用テンプレートを作成する。そのために,「マスター・ページ」を設定する。マスター・ページは,すべてのスライドに共通で表示される。 まず最初に,Impressで新規のプレゼンテーションを作り,マスター・ページを呼び出す。 (1)Impressを起動する (2)プレゼンテーションウィザードが表示されたら,“白紙のプレゼンテーション”を選択する (3)<完了>ボタンをクリックする(写真1) (4)[表示(V)]->[マスタ(M)]-[スライドマスター](写真2) 画像を張り付ける 続いて,マスター・ページに,OpenOffice.orgのロゴ(

    第11回 気軽に使えるプレゼン・ツールImpress(その3)
  • 第12回 気軽に使えるプレゼン・ツールImpress(その4)

    Impressの説明の最後に,ImpressとPowerPointを相互に利用する場合について,両ソフトを比較しながら,注意点などを解説する。 ImpressとPowerPointを比較する PowerPointにあってImpressにないものとして,次のような機能がある。 ●PowerPointだけにある特徴 ・テンプレートやクリップアートが充実している ・画面効果やアニメーションが充実している ・テキストの分量に合わせてサイズを変える機能を持つ ・色の組み合わせを一括して変更する機能を持つ 一方,ImpressにあってPowerPointにない機能には,次のものがある。 ●Impressだけにある特徴 ・スライド全体のタイトルをスタイルで一括して変更する ・PDFファイル,Flashアニメーションに変換できる このほかに,PowerPointと比較してImpressの方が,作業パネルの

    第12回 気軽に使えるプレゼン・ツールImpress(その4)
  • 第10回 気軽に使えるプレゼン・ツールImpress(その2)

    プレゼンテーションを印象的なものに変えるには,(1)画面切り替えと(2)アニメーションが効果的だ。今回では,この2つの機能の設定方法を説明する。 画面切り替えを設定する 画面切り替えは,「スライドの切り替え時にページがめくれる」といった効果を加える。画面切り替えは,次の手順に従って画面切り替えを設定してみよう。ここでは,全スライドを「右へワイプ」で切り替えるように設定する(写真1)。 (1)左側の「作業パネル」で,「画面切り替え」をクリックする (2)「右へワイプ」をクリック (3)<すべてのスライドに適用>ボタンをクリックする ちなみに,全スライドを自動で切り替えるには,「次の動作のあとで自動的に」をオンにし,<すべてのスライドに適用>ボタンをクリックする。 アニメーションを実行する 「アニメーション」は,スライド上のタイトルやテキストを動かしたり,点滅させたりといった,表示効果のための

    第10回 気軽に使えるプレゼン・ツールImpress(その2)
  • 第9回 気軽に使えるプレゼン・ツールImpress(その1)

    今回から,OpenOffice.orgに含まれるプレゼンテーション・ツール「Impress」の使い方を解説する。Microsoft PowerPointと使い方が似ており,ファイルの互換性もある。PowerPointを持っていないユーザーにもお勧めだ。 とはいえ,プレゼンテーションの作成に慣れていないユーザーも多いだろう。ワープロや表計算は毎日使っても,新しいプレゼンを毎日作成するという人はそれほど多くない。 Impressでは,操作に慣れていないユーザーでも,気軽に使えるよう工夫されている。まずは,軽い気持ちでプレゼン作成に挑戦してみよう。 プレゼンテーションを作成する 液晶プロジェクタの低価格化のおかげで,プレゼンテーションにPCを使うことが増えている。当然プレゼン・ツールの出番も増える。「月曜朝までにプレゼン資料を用意しなくちゃならない,でも自宅のPCにはPowerPointが入って

    第9回 気軽に使えるプレゼン・ツールImpress(その1)
  • 第8回 表計算ツールCalcを使いこなす(その4)

    Calc編の最後は,Microsoft ExcelからOpenOffice.org Calcに移行する際に,特につまずきやすい点について解説する。 ExcelファイルをCalcに読み込んだ際の縦方向のはみ出し Calcでは,「Excel97/2000/XP」のファイルを読み込める。読み込んだ際には,テキストの欠落やレイアウトの変化などはほとんど見られない。 ただし,次のような現象が生じることがある。 まず,用紙の1ページに収まるようにレイアウトした表が,縦方向に少しだけはみ出すことがある。これは前回に紹介したの「表を用紙サイズに収める」(写真1)で調整できる。 関数は自動的に変換される ExcelとCalcでは,数式の記述に一部違いがある。Excelでは関数の引数の区切りに「,」(コンマ)を使うが,Calcでは「;」(セミコロン)を使う。ただし,関数ウィザードを使う場合には自動的に入力され

    第8回 表計算ツールCalcを使いこなす(その4)
  • 第7回 表計算ツールCalcを使いこなす(その3)

    OpenOffice.orgの表計算ツールである「Calc」について,「基操作と数式の入力」「書式設定と日付入力」を説明した。今回は,罫線の引くなどして表を仕上げてみよう。 罫線を引く Calcの印刷プレビューを見ると分かるように,そのままではマス目は印刷されない(これはMicrosoft Excelでも同じである)。そのため,ユーザーが罫線を描く必要がある。罫線を引く操作は,Writerとほぼ同じだ。ドラッグで罫線を引いたり消したりする機能はないが,Writerとは違って斜め線を引くことができる。 全体に罫線を引く それでは,選択した範囲全体に線を引いてみよう(写真1)。 (1)罫線を引きたいセルを選択する (2)「書式」ツールバーの「外枠」ボタンをクリックする (3)「外枠」ダイアログが表示されたら,「田」を選択する 外枠を設定する 続いて,外枠だけを太線にしてみよう。ここでは,複数

    第7回 表計算ツールCalcを使いこなす(その3)
  • 第6回 表計算ツールCalcを使いこなす(その2)

    OpenOffice.orgの表計算ツールである「Calc」を使って,前回までに数式の入力方法などを紹介した。引き続き,書式の設定方法から使い方を学んでいこう。 書式を設定する Calcでは,書式を使って表の“見かけ”を整えていく。このやり方もExcelと同様だ。 ここでは,書式ツールバーによる書式の設定,セルの結合,背景色の設定を試していこう。 書式ツールバーでフォントを設定 フォントやサイズや色を設定する場合は,Writerと同じように書式ツールバーを使う。 まず,書式ツールバーを使ってフォント・サイズを設定してみよう(写真1)。 (1)フォントサイズを設定したいセルをクリック (2)書式ツールバーで,フォントサイズを設定 セルを結合する 続いて,セルを結合し,テキストを中央寄せにする。隣り合ったセルを一つにまとめるには,「セルの結合」ボタンを使う(写真2)。 (1)結合したいセルをド

    第6回 表計算ツールCalcを使いこなす(その2)
  • 第5回 表計算ツールCalcを使いこなす(その1)

    これまでは,OpenOffice.orgの基機能と,ワープロ機能「Writer」の基操作について紹介した。WriterとMicrosoft Wordを比べたときには,いくつか違いはあるものの,日常的な用途では大きな違いは感じられず,拍子抜けした人もいるかもしれない。 今回からは,OpenOffice.orgの表計算ツールである「Calc」を取り上げる。こちらも前回と同様にExcelと似ている部分が多いので,比較的簡単に移行できるだろう。ただし,Excelと完全互換のツールと考えると,足元をすくわれる可能性がある。乗り換える際には,はじめはちょっと面倒でも細かな違いを意識しながら使おう。 ビジネス・シーンにおいて,ExcelはWordと並ぶ定番ツールだ。表形式を利用することで,データを一覧表示したり,数式を使って計算したりできる。表の清書ツールとして使っている人も多いだろう。 Calc(

    第5回 表計算ツールCalcを使いこなす(その1)
  • 第4回 WriterとWordの文書のフォントをそろえる

    Windowsを用いたシステムと,Linuxを用いたシステムの間で文書ファイルをやり取りするときに問題になるのが,日フォントだ。Windowsで標準装備の「MS P ゴシック」や「MS P 明朝」といったフォントは,Linuxデスクトップには用意されていない。そのため,Microsoft Wordで「MS P ゴシック」に設定した文書ファイルは,Linux上では同様には表示されないことが多い。そこで,次のような解決方法が考えられる。 [解決策1] MS互換フォントを両方に入れる まず,Microsoftと同じ種類の日フォントを用意して,Linuxデスクトップに入れておく。多くの商用Linuxディストリビューションには,このような日フォントが含まれている。 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は,IPAの支援活動の成果といっしょに配布できる高品質の日フォントIPAフォン

    第4回 WriterとWordの文書のフォントをそろえる
  • 第3回 Writerでビジネス文書を作成する(その2)

    今回はまず,前回までに作成した文書に画像ファイルを挿入してみよう。デジカメの写真や簡単なイラストを挿入すれば,文書の印象は大きく変わる。 ここでは,ファイルを挿入した後にサイズを調整し,それからテキストが画像ファイルを回り込むように設定する(写真1)。 画像ファイルを挿入する まずは,画像ファイルを挿入する。これには,次のように操作する。 (1)画像を挿入したい位置にカーソルを移動する (2)[挿入]-[画像]-[ファイルから] (3)「画像の挿入」ダイアログが表示されたら,画像ファイルを選択する (4)「開く」ボタンをクリックする(写真2) これで,画像ファイルが挿入された。ここでは画像サイズが大きく(写真3),次のページに送られてしまっている。 ちなみに,「画像の挿入」ダイアログを開いたとき,希望するディレクトリに素早く移動するには,表示されるディレクトリを指定するためのボタンをクリッ

    第3回 Writerでビジネス文書を作成する(その2)
  • 第2回 Writerでビジネス文書を作成する(その1)

    OpenOffice.orgに共通する機能と操作を理解したところで,ワープロ・ソフト「Writer」を使ってみよう。まずは基操作法を習熟しよう。ここでは,写真1のようなビジネス文書を例に挙げる。文書タイトルのサイズの変更やテキストの個条書きを設定してみよう。 Writerの基操作は,Microsoft Word(以下,Word)とよく似ている。例えば,入力したテキストについて,フォントやサイズを変更する方法はほとんど同じだ。変更したいテキストをドラッグで選択し,書式ツールバーで設定すればよい。例えば,文書のタイトル部分のサイズを変更するには次のように操作する。 (1)文書のタイトル部分をドラッグで選択する (2)書式ツールバーのフォント・サイズの▼マークをクリックする (3)文字サイズで「18」を選択する(写真2) これ以外の書式も同様に書式ツールバーで設定できる。書式ツールバーにない

    第2回 Writerでビジネス文書を作成する(その1)
  • 第1回 OpenOffice.orgの基本操作

    OpenOffice.org(オープンオフィス・ドット・オルグ)をご存じだろうか。この記事の読者であれば,名前は聞いていると思う。 エッ,もう使ってる? ありがとう。でも「無料で入手できるMicrosoft Office互換ツール」ととらえていないだろうか。 確かにOpenOffice.orgは,Microsoft Officeと高い互換性を誇るが,単なるクローンを目指してはいない。真似だけでは,Microsoft Officeを越えられないからだ。OpenOffice.orgはそれ以上の使い勝手と可能性を持つ。 OpenOffice.orgの特徴 OpenOffice.orgは,オープンソースで開発されている統合オフィス・ソフトであり,Microsoft Officeと高い互換性を持つ。ワープロや表計算,プレゼンテーションといったオフィスワークでよく使うアプリケーションを統合したソフトウ

    第1回 OpenOffice.orgの基本操作
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