みなさん、こんにちは。 今日の記事は「共同体企業とは何か?」の5回目の記事です。本シリーズではこれまで、 ・新シリーズ『共同体経営とは?』~プロローグ~ ・『共同体経営とは?』1~遺伝子の共同体~ ・『共同体経営とは?』2~群れのもつ意味を探る~ ・『共同体経営とは?』3~人類の統合様式①共認原理 と見てきました。 私たち人類がもつ「共同性」について、起源まで遡ってより深く理解する試みです。前回の記事でやっと人間まで進化しました。 共認機能を頼りに、自集団のみならず他集団とも友好関係を築いてきたご先祖様。この回では、そこに大きな転機が訪れます。ご先祖様は、どんな道をたどるのでしょう。大集団となった人類の、現在までつながる道筋です。 ■自然外圧と集団意識 1万3千年前に弓矢を発明し洞窟を出た人類。すべての大陸に拡散した後も、集団は共認原理によって統合されていました。 一方、世界中に拡散したが