コンビニ最大手のセブン―イレブンが4月から、日本郵便の新サービスを販売することになった。扱ってきたヤマト運輸の「クロネコメール便」が3月末で廃止され、ヤマトの代替サービスの個人向け料金が割高になるためだ。 セブンが扱うのは、日本郵便が6日発表した新サービス「スマートレター」。厚さ2センチでA5サイズの専用封筒を税込み180円で販売。重さ1キロ以内なら、貴重品、危険物を除き何でも送ることができる。ただ、メール便と違い、セブンの店頭で出すことはできず、郵便局の窓口や郵便ポストまで行く必要がある。 セブンは4月3日から東京都内の店主が希望する店で売る。反応が良ければ全国に広がる可能性がある。他のコンビニでは、日本郵便と提携するローソンも扱う。ポストのある店が多く、そのまま出せる。 ヤマトのメール便は、料金が82円からと割安で、昨年度は約21億通の利用があったが、手紙などの「信書」を扱えないとして