アルゼンチンのブエノスアイレスに譲渡され“第二の人生”を送っていた、赤い車体と「サインカーブ」が特徴の元営団地下鉄500形電車が、約20年ぶりに日本へ里帰りすることになりました。 40年近く「丸ノ内線の顔」だった電車 アルゼンチンのブエノスアイレスから、東京の地下鉄丸ノ内線の車両が“里帰り”することになりました。 ブエノスアイレスで運行される元・丸ノ内線の500形電車。日本時代ほぼそのままの状態で走っていたという(写真出典:東京メトロ)。 1957(昭和32)年から当時の最新技術をもって製造された、赤い車体とそこにひかれた白線、弧を描くライン(サインカーブ)が特徴の帝都高速度交通営団(現・東京メトロ)・丸ノ内線の500形電車は、1996(平成8)年までに全車が引退。その一部が地球の裏側、南米アルゼンチンのブエノスアイレスで“第二の人生”を送っていました。 そこで役目を再び終えた車両が今回、