おもしろいですね、虫の世界。 オスを必要としない、メスだけで生殖ができてしまう「単為生殖」は動物の世界において珍しいことではありません。線虫にはもともと雌雄異体での有性生殖だったものが、単体生殖に変化した種もいます。新しい研究では、単為生殖を行なう種の寿命が短いということがわかりました。そして研究者たちは短命になる理由を以下のようにあげています。 生殖する上で、オスを必要としなくなった種は複数存在します。多くは特異的なもので、例えばレイオレピス・ゴーヴァントリイというトカゲの一種は、自家受精をし遺伝子をミックスすることで、クローンではない子孫を交尾することなく残すことができます。また2012年には、4年連続で単為生殖を続けたトラフザメも確認されました。同様に、線形動物のPristionchus属には、オスとメスが交わることをやめ、単為生殖を選んだ種が複数存在します。発生生物学マックス・プラ
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