IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)は、「ITセキュリティ評価及び認証制度(※1) 」において、多くのセキュリティ評価が実施されているデジタル複合機(Multi Function Peripheral、以下MFP)に関して脆弱性の調査を行い、報告書を2010年8月30日(月)から、IPAのウェブサイトで公開しました。 URL:http://www.ipa.go.jp/security/fy21/reports/mfp/index.html 近年、MFPにおいては、従来のコピーやプリントといった基本的な用途に加え、ネットワークからの利用、各種メディアへの対応など、利便性を向上させるための多機能化・高性能化が進んでおり、オフィスなどの情報システムにおいて文書データを扱う主要なIT製品として利用されています(図 1参照)。 図1:MFPのシステム構成例 MFPは多機能化に伴
ペーパーレス化によるコスト削減や業務効率改善は、経済不況に直面しているユーザー企業にとって重要な課題の1つである。デジタル複合機はペーパーレス化を実現するためには必須のツールであるが、運用方法を間違えると、コスト増加や業務効率の低下を招きかねない。そこで、本稿ではデジタル複合機を活用した効果的なペーパーレス化を実現するためのポイントについて解説していく。 まず、デジタル複合機とは何かをおさらいしておこう。デジタル複合機とは「文書をデジタル処理し、ネットワーク機能を備えることで、プリンタ、コピー機、FAX、スキャナの機能を1台で提供可能な機器」を指す。これまで複数の機器に分かれていた役割や機能を集約することで、さまざまなメリットが生まれてくる。導入の目的と期待される効果を整理すると以下のようになる。 デジタル複合機導入の主な目的 1. デジタル文書と紙文書の間の無駄な変換処理をなくす 無駄な
会員限定サービスです 会員の方はこちら ログイン 有料会員(月額プラン)は初月無料! お申し込み 日経クロステック TOPページ
カナダのi4iのXML関連特許を侵害したとして、約3億ドルの賠償金支払いと米国内でのWord販売差し止め命令判決が下された。 米テキサス州東部地区連邦地裁は8月12日、米Microsoftに対し、「Microsoft Word」の販売差し止め命令を含む判決を下した。Microsoftはカナダのi4iから、XMLによるドキュメント整形技術に関する特許(米特許番号5,787,449)を侵害したとして提訴されていた。 同地裁のレオナルド・デイビス判事はMicrosoftに対し、i4iへの総額2億9000万ドル以上の支払いとカスタムXMLを含む「.XML」「.DOCX」「.DOCM」などのXMLファイルを開くことができるMicrosoft Word関連製品の販売および輸入を禁じる命令を下した。Microsoftは60日以内に命令に従う必要がある。 i4iは1993年創業のソフトウェアベンダーで、標
Internet Explorer(IE)6を撲滅せよ――Web企業が反IE6キャンペーン「IE6 No More」を立ち上げた。 このキャンペーンを立ち上げたのは、WebサイトホスティングサービスのWeebly。同社は撲滅運動に乗り出した理由について、同ブラウザへの対応がWeb企業にとって負担になっているためと説明している。 IE6は2001年にリリースされ、Microsoftから後継バージョンのIE7、IE8がリリースされているにもかかわらず、今なおかなりのシェアを占めている。NetApplicationsの調査によると、7月のIE6のシェアは27%に上った。 このためWeb企業はIE6に対応せざるを得ないが、「IE6対応は難しく、いら立たしい作業で、過度に時間を取られる。さらにIE6は最近のWeb標準をサポートしていないため、開発者ができることに制約がある」状況に苦労しているという。
こんなの出てたから、見ておくといいかもね。 経済産業省では、情報システムの取引において、現行の「人月方式」以外での価格決定方法を模索するため、情報システムの付加価値に着目して価格を決定する「パフォーマンスベース契約」について検討を行ってまいりました。 今般、「情報システムのパフォーマンスベース契約に関する調査研究」報告書として取りまとめましたので、公表いたします。 「情報システムのパフォーマンスベース契約に関する調査研究」報告書の公表について - 経済産業省 本文のさわりにはこんなことが書いてあったよ。 1 はじめに 1-1 背景と目的 我が国の情報システム市場は、現在、主として「人月ベース」の価格表示を行っており、それに伴う価格の根拠がユーザ側の価格への不信感につながっていることは従来から多数指摘されている※が、残念ながら、この課題は現在まで業界全体として抜本的に解決されるには至っていな
最近では、ユーザーが個人的に所有するPCを業務で使うのを認める企業が増えている。その結果、異種マシン混在環境の管理が重要になってきている。 Linuxマシンを社内ネットワークに接続しようとするユーザーもいるかもしれないが、圧倒的多数の従業員は、既存のActive Directoryインフラと相性がいい最近のバージョンのWindowsか、人気上昇中のMacのいずれかを選ぶだろう。まず、ネットワーク管理者およびユーザーにとって必要最低限の要件をリストアップしてみよう。 ユーザーが自分のログインIDを使ってネットワークにシームレスにアクセスできること Windowsマシンと同じようにMacに対してもアクセス制御と権限管理が行えること 両方のプラットフォームから共有ファイルとネットワークリソースに簡単にアクセスできること ネイティブ(または準ネイティブ)ツールを使ってMacとWindowsコンピュ
MSが臨時パッチをリリース、Visual StudioとIEの脆弱性を修正:開発者に対処を呼び掛け Active Template Library(ATL)の脆弱性は、これを使って開発されたコンポーネントやコントロールに影響する。IE内部でこの問題を突いた攻撃を仕掛けられる恐れがあることも判明した。 米Microsoftは7月28日(日本時間29日)、予告通りに定例外のセキュリティ更新プログラムを公開した。開発ツールに組み込まれているActive Template Library(ATL)の脆弱性に対処するのが目的で、既にこの問題を突いた攻撃が発生していることから、次回の定例アップデート(8月11日)まで待っているとユーザーのリスクが高まると判断し、臨時パッチの公開に踏み切った。 脆弱性のあるATLは、開発ツールのVisual Studioに含まれており、この脆弱性に対処したのが「MS09
トレンドマイクロは7月27日、企業向けエンドポイントセキュリティソフトウェアの最新版として「Trend Micro ウイルスバスターコーポレートエディション 10」(ウイルスバスター Corp.10)を9月10日より受注開始すると発表した。クラウドとクライアントPC/サーバが連携することにより、企業のセキュリティ管理の負荷を軽減して、最新の脅威へ対応するという。 最新版では、同社のクラウド型セキュリティ基盤「Trend Micro Smart Protection Network」でも利用しているファイルレピュテーション(評価)技術を用いてファイル検索をする新機能「スマートスキャン」を初めて搭載した。 スマートスキャンは、必要最小限のパターンファイルだけをクライアントPC/サーバに配信し、必要に応じてクラウド上のパターンファイルを参照する機能。クラウド上のパターンファイルはトレンドマイ
会津若松市の利用しているオープンオフィス・オープンドキュメントを、皆さんも利用してみませんか? この度、当市の取り組みを市民の皆さんにご紹介するための、ミニマガジン「オープンオフィスにしませんか?-会津若松市が導入した無償オフィスソフト-」を製作しました。 是非ご覧いただき、また周囲の方にも勧めて頂ければと思います。 会津若松市ではオープンオフィスで業務を行っています 会津若松市では、2008年10月より、パソコンで文書を作成する際の形式を、国際標準規格であるオープンドキュメント形式に定め、運用を続けています。 庁内では約840台のパソコンが稼動しており、その全てにオープンオフィスがインストールされています。 市民の皆さんも是非利用してください これまでの取り組みにはどういった意味があるのか、また、これまでの取り組みのなかで得られたノウハウについて、親しみやすい冊子
昨日はITpro主催のイベント「ユーザー企業のためのエンタープライズ・クラウドフォーラム」に参加してきました。 日経コンピュータ 中田敦記者のセッション「みえてきたクラウドのコスト」では、グーグル、アマゾン、マイクロソフトの最新データセンターの動向を紹介してくれたのですが、これが非常に興味深い内容でした。セッションの内容からトピックを2つほど紹介します。 大規模データセンターは7倍効率がよい 1つ目は、日経コンピュータ2009年7月8日号で同記者が記事としても書いていることなのですが、データセンターの規模の経済について。1000台クラスの中規模データセンターと、5万台クラスのデータセンターを比較すると、大規模データセンターのほうが7倍も効率がよいというデータが示されています。 つまり、ユーザーがある大きさのコンピュータリソースを調達しようとするとき、大規模データセンターは中規模データセンタ
Heads on: Apple’s Vision Pro delivers a glimpse of the future
入退室時にカードを差し込むだけで、出社時刻や退社時刻を記録できるタイムレコーダー。中小規模の事業所や、パートやアルバイトが多いサービス業などの勤怠管理には欠かせないが、最近の製品はどんな風に進化しているのだろう。東京ビッグサイトで開催中の「国際オフィス機器展 OFMEX 2009」で、タイムレコーダーと勤怠管理の動向を探ってきた。 「入退室管理と勤怠管理を同時に」がトレンド 機能と価格帯別に複数タイプのタイムレコーダーを展示していたのは、ニッポーのブース。最も安価な3万円台の製品は、時刻の記録(打刻)だけを行えるスタンドアロンタイプだ。続いて5~6万円程度の価格帯には、打刻だけでなく勤務時間の集計も行えるスタンドアロンタイプが並ぶ。打刻だけのスタンダードタイプは数人程度のオフィスで、数人~50人程度までの企業では、集計タイプを導入する場合が多いようだ。 こうしたスタンドアロンタイプのタイム
オープンソースのファイルサーバソフトウェア「Samba」の最新版となる「Samba 3.4」がリリースされた。ビルド時に--enable-merged-buildオプションを設定することでSamba 4を有効にできる。 オープンソースのファイルサーバソフトウェア「Samba」を開発するSamba Teamは7月3日、最新版「Samba 3.4」をリリースした。設定、認証、プリントなどの機能を強化したほか、tarボールには「Samba 4」のソースコードも同梱されている。 Samba AD(ActiveDirectory)ドメインコントローラーのスタンドアロン化に向け、Samba 3とSamba 4のマージビルドが可能となった。デフォルトではSamba 4は無効となっているが、ビルド時に--enable-merged-buildオプションを設定することでSamba 4を有効にできる。 また、
文:Jaime Henriquez (Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子 2009-06-23 08:00 ユーザーを怒らせたり、イライラさせた場合、あなたの仕事はずっと困難なものとなる。このため、彼らがどういったきっかけでそのような感情を抱くようになるのかを知っておけば、仕事をスムーズに進められるようになるはずである。本記事では、ユーザーと接する際に避けなければならない、彼らの感情を損ねるきっかけとなる行為を紹介する。 ユーザーには、われわれの多くと同様に、機嫌が悪くなるツボというものがある。しかし残念なことに、こういったツボがはっきりしているとは限らないのである。とは言うものの、ユーザーのために(そしてもちろんあなた自身のためにも)、彼らの機嫌が悪くなるツボというものをできる限り多く知っておき、避けるようにするのが得策というものだろう。そこで
会員限定サービスです 会員の方はこちら ログイン 有料会員(月額プラン)は初月無料! お申し込み 日経クロステック TOPページ
先日識者の方に色々教わったのでメモっておきます。知ってそうで知らない、元々よくわからない、そういう方に向けてまとめてみました。 僕がSIにいた頃は大抵「基本契約」と「個別覚書」ってのがありました。納期とかお金とかそういうのは個別覚書に書かれたりしていました。 開発の契約体系 「仕様策定〜開発まで」と「保守運用」で別契約にすることが多い。 「仕様策定フェーズ」で1つの契約にして、別に新しく契約を締結しなおせるほうが望ましい。リスクが低減できる。 仕様策定までは準委任、開発は請負、保守運用は準委任という契約が多い。 ちなみに準委任は「事務作業の代行」という意味合い。委任は「法的効力がある作業」の代行。サムライビジネスは後者が多い。 別に運用が事務作業とイコールじゃないけど、成果を問わないタイプの契約の場合は役務提供という位置づけになる。 かといって契約で「僕らのコンサル案を僕らが実施し成果が出
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く