システム管理者というのは総務部門との連携仕事が多い。サーバの入れ替え、フロアのレイアウト変更、オフィスの移転作業――どれも事前の準備が多く、早めに段取りを組む必要があるものばかりだ。 サーバの入れ替え、フロアのレイアウト変更、オフィスの移転作業――システム管理者は、何かと総務部門との連携仕事が多い。予定どおりに作業を終えるには、早めに段取りを組む必要があるものばかりだ。総務担当者というのは、そのあたりを心得ていることが多く、たいていのイベントに関しては数カ月程度の余裕を持たせて知らせてくれる。しかし、どうやらプリンタの入れ替えというのは別物ととらえているようだ。今回は、システム管理者にとっては厄介な突発的なイベントについてお話したい。 グループ会社の社員という立場で本体のシステム運用に携わっていたわたしたちシステム管理者は、多くの拠点の総務内に席を持っていた。そのため、拠点の移動やレイアウ
日本IBMのシステム開発プロジェクトで多くの実績を持つDOA(データ中心型アプローチ)型の要件定義手法を解説する。「いまさらDOAか」と思う読者もいるかもしれない。しかし,DOAはあらゆるプロジェクトに応用できる極めて基本的なアプローチである。基本をしっかりと押さえて欲しい。 「いつまでたってもユーザーインタフェースが決まらない」,「設計の段階で機能が追加され,開発範囲が膨れ上がった」,「テスト段階に入ってからも仕様変更が多発する」,「システム・テストの中盤でデータベースが変更され,すべてのテストをやり直さなければならない」…。システム開発ではこうした声があちこちのプロジェクトで聞かれる。なぜこのような状況がいつまでも改善できないのか。結論から言えば,これは要件定義のやり方にそもそもの問題がある。 本来システム開発プロジェクトでは,予算,期間,開発の優先順位に見合った最適なスコープ(開発範
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