1:自分にとって本当に大切なことを実現するためのタスクか? これはタスクの目的に関する一番重要な問いかけである。「本当に大切なこと」は何だろうか? 家族と幸せに過ごす、会社が大きくなって従業員も豊かになる、自分の作ったサービスで世の中に貢献する――などいろんな「大切なこと」があるだろう。 ここでぜひ考えたいのは「そのタスクは将来、大切なことを実現するために本当に必要なことなのか?」という自分自身への質問だ。どんなに簡単な仕事であっても、この問いかけにNoであれば本来やるべきではない。逆にYesであれば、どんなに些細(ささい)な業務であっても必ずやり遂げなければならない。間接的、直接的、あるいは短期に、長期に、そのタスクが「大切なこと」につながっているかどうかをチェックしたい。 2:どこまでやれば完了か、期限と目標レベルは具体的か? これはあいまいなタスクを管理リストに入れないということだ。