EVD感染の注目はこれからマリに移ってゆくのではないか・・・ そんな気になる(おそらくは本当にそうなる)出来事のかずかず。 マリの最初のケース(ギニアからバスで連れて来られた2歳児)関連の抑え込みは成功したが、第二のケースはすでにクラスタ発生。 インデックスケースは、ギニアで発症したイマーム(イスラム教の聖職者。以下聖職者)で、よりよい治療を求めてマリの首都バマコにやってきた。 マリではパスツールクリニック(注:仏のパスツール研とは無関係)を受診したが、この聖職者の基礎疾患である腎障害に気をとられてEVD感染を見落とした。検査もしなかった。そして、看護にあたった看護師が亡くなってはじめて、EVD感染が明るみにでた。医師も死亡。 聖職者はその後10月27日にパスツールクリニックで亡くなったが、その性格上(注:その時点ではEVD感染死と認識されていなかったことも加わり)、大規模モスクで遺体が洗
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