米国時間5月8日、ファイル交換企業のBitTorrentが、Warner Bros. Entertainmentの映画やテレビ番組をインターネット上で配信する事業に乗り出すことが明らかになった。このニュースについて、業界関係者は、PtoP技術が堅気の社会への参加に向け、新たな一歩を踏み出したと評価している。 BitTorrentのファイル交換システムは、米国の映画業界では長らく、強力かつ悪質な海賊用ツールキットと考えられていたが、両社が9日に発表したところによると、Warner Bros.が2006年夏から、同システムを使って映画やテレビ番組を配信することになったという。 エンターテインメント業界は以前から、ファイル交換サービスによって映画製作会社の著作権を侵害する行為や、音楽や映画に対する海賊行為が可能になるのではないかとの懸念を抱いていた。そのため、映画製作会社は積極的にPtoP企業を
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