東京都は8日、首都大学東京の高橋宏理事長(79)の退任に伴い、次期理事長に4月1日付で日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎氏(76)を充てる人事を発表した。 川淵氏は都の青少年育成協会会長で、元都教育委員。昨年12月の都知事選では、当選した猪瀬直樹氏陣営の選対本部長を務めた。猪瀬知事は8日の定例記者会見で「Jリーグの立ち上げでチェアマンとして活躍し、経営的に軌道に乗せた日本を代表する経営者の一人。首都大学東京のために一肌脱いでいただきたい」と述べた。【佐々木洋】
「国民、都民が、年を重ねた人も若い人もみな、五輪に期待を抱いて未来をつかもうとする姿、まさに招致理念『ディスカバー トゥモロー』をお見せできたと確信している」−。東京都の猪瀬直樹知事は7日、国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会の現地調査終了後の記者会見で、達成感をにじませた。 猪瀬氏は「円滑な大会を支える資産を見せられた」と語ったほか、クレイグ・リーディー評価委員長が「皇太子殿下にお会いできたことは国民的サポートの象徴」と語ったことも強調した。 現地調査の中で、パラリンピック金メダリストの国枝慎吾選手とのテニスも披露したが、「東京にはスポーツが大好きな知事がいると分かってもらえたと思う」とほおを緩めた。 最終日のプレゼンでは「日本は欧州でもありアジアでもあり、さらにどちらでもない独自の文明圏」と学説を引いて語り、「その文明が成熟すると最も速く未来に到達できるかもしれない」と、文
会見終了後、記念撮影に応じる招致委員会の竹田恒和理事長(前列左から2人目)、猪瀬直樹知事(同3人目)ら=7日午後、東京都千代田区のホテル、山本裕之撮影 【釆沢嘉高、岡戸佑樹】国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会は7日、2020年五輪招致を目指す東京の現地調査を終えた。期間中は五輪選手らが歓迎ムードを演出。一方で、招致に反対する市民団体も活動を繰り広げた。 「東京五輪のビジョンをしっかりと見た。それを(20年まで)7年間守ることが大… 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。PR情報
上野動物園の雌のジャイアントパンダ「シンシン」に発情の兆候が認められたのを受け、パンダの展示は七日から中止になる。六日に来園した親子連れらから、赤ちゃん誕生を待ちわびる声が相次いだ。地元商店も誕生商戦を夢見ている。 一歳半の娘を初めて動物園に連れてきた埼玉県越谷市の主婦岡田絵里さん(30)は「事前にホームページで見て、繁殖期に入ったら見られなくなるかもと話していた。今日は最初と最後に二回見ることができて良かった」と笑顔を見せた。 品川区の主婦井土久美子さん(34)は、四歳と一歳の子どもと来園。「前回の妊娠直前にもパンダを見に来ていた。今度こそ、かわいい赤ちゃんを見たい」と喜んだ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く