東京都内では9日まで降雪が予想され、同日に都知事選投票日を迎える都内の区市町村では、投票所周辺などの雪対策に追われた。 投票所が70カ所に上る大田区では、選挙管理委員会以外の部署も総動員で、融雪剤や雪かき用スコップの準備や配布を進めた。 都内最西部の奥多摩町では、投票所担当職員の9日朝の町役場への集合を1時間繰り上げて、午前5時半に。移動車はすべて四輪駆動車を準備した。 当選した新知事が入ることになる都庁舎が立つ新宿区では8日、坂が周辺に多い投票所をリストアップ。9日早朝から重点的に除雪する計画だ。同区選管は「天候がどうあれ、投票に支障が生じてはならない。いつも以上に気を引き締めて臨む」としている。