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二人称に関するTokiMakiのブックマーク (1)

  • 藤野可織『爪と目』―二人称が成功しているとは思えない - SHARPのアンシャープ日記

    あなたはこのエントリーを開く。予想通り長い文章が続いている。読む気がしないので、そっと閉じる― これが二人称文体だ。 第149回芥川賞受賞作の藤野可織の『爪と目』は二人称で書かれた作品である。「あなた」とは誰のことなのか、そしてその人を「あなた」と呼ぶ「語り手」は誰なのか。それはこの作品の特徴の核心をなすと言っていい。 この作品において「あなたは誰か」「語り手は誰か」というのは、ある種のミステリの叙述トリックにも似た核心なので、ここでのネタバレは避けておく。だが、その核心が明らかになった後、冷静に読み進めると辻褄の合わないこと甚だしい展開になってくる。 一人称であれば、自分のことは自分が一番良く知っている 三人称であれば、神の視点からは全てが客観的な事実になる。 では、二人称の場合はどうなのだろうか。 根的に「語り手はどのようにしてその事実を知ったのか」という問題が付きまとう。特に、この

    藤野可織『爪と目』―二人称が成功しているとは思えない - SHARPのアンシャープ日記
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