万博会場で建設が進む木造の大屋根(リング)=大阪市此花区で2024年3月8日午後1時41分、西村剛撮影 2025年大阪・関西万博の開幕まで9日で400日、参加国が自前で建設するタイプのパビリオンも55カ国中8カ国が着工し、現地は多数の工事車両が行き交う。起工式や外観イメージの公表も相次ぎ、建設遅れの挽回ムードが高まりつつあるが、なお3割超の国で建設業者が決まらず、楽観できない状況だ。そこへ来て、思わぬ「障壁」も浮上している。 「リングがつながっても、一般の道路を走るサイズの重機や工事車両が通れる空間はある」