JR日高線、代行バス運行「綱渡り」 繁忙期で車両確保が難航 (01/17 06:25) JR静内駅から苫小牧駅行きの代行バスに乗り込む高校生ら。車両は苫小牧のバス会社から手配した=16日午後4時ごろ、日高管内新ひだか町 JR北海道は16日、線路脇の土砂流出のため運休し、復旧のめどが立っていない日高線の鵡川(胆振管内むかわ町)―様似(日高管内様似町)間116キロの代行バスについて、20日以降の運行ダイヤを発表した。しかし確定したのは1週間先の26日まで。道内バス業界にとって1月下旬~2月末は冬季最大の繁忙期で、車両確保が難航しているためだ。ダイヤ編成は「今後も綱渡り」(JR)で地元からは不安の声が上がる。 JRによると、代行バスは朝夕の通学時間帯を中心とする平日14便、土日4便で、19日までと同数は確保したが、日高線と比べると半数程度にとどまる。JRは当初、復旧工事の工法が決まる2月中旬まで