2015年度に誕生し、“簡易版トクホ”として続々と新商品が発売されている機能性表示食品。高らかに謳(うた)われる「健康効果」は、いったいどれほどのものなのか? 2019年に急増した「尿酸値」改善商品について、その科学的根拠を徹底調査した結果判明した、おどろきの内容とは? 問題だらけの機能性表示食品 「機能性表示食品」は、事業者の責任において「科学的根拠に基づく」とする機能性を表示した食品である。安全性と機能性の根拠に関する情報などを、消費者庁長官へ届け出ている。 同じく機能性を表示できる「特定保健用食品」(トクホ)は、安全性や機能性の「科学的根拠」の妥当性について、商品ごとの個別審査に合格しなければ消費者庁長官の許可を得られない。そのため、「トクホは手続の負担が大きいから、トクホより簡単に機能性を表示できるようにする」という、時の総理大臣のかけ声のもと、機能性表示食品は2015年度に誕生し
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