「再調査を行う予定はない」――。ストライプインターナショナルの石川康晴氏のセクハラ報道による辞任を受けて3月6日付で就任した立花隆央社長は31日、WWDジャパンの取材申し込みに書面で回答。「一連のセクハラ報道に対して第三者などによる調査を行う予定はあるか」との質問に対して、冒頭のように答えた。2018年12月に行われた査問会ですでに結論が出ており、それを尊重するという主張だ。 石川氏を辞任に追い込んだ「朝日新聞」や「週刊新潮」の報道内容について、ストライプはいまだに公式には認めていない。報道されたLINEによる食事やホテルへの誘いに関して、査問会では「従業員とのコミュニケーションの距離感が近すぎる」という理由で厳重注意した。それが現時点での同社の公式見解だ。石川氏の辞任もあくまでセクハラ報道による混乱の責任を取ったという理屈である。 厳重注意「二度とあってはならない」 だが関係者の証言を集
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