[ニューヨーク 18日 ロイター] 米証券取引委員会(SEC)は16日、サブプライムローン(信用力の低い個人向けの住宅ローン)に絡む債務担保証券(CDO)の組成と販売に関して、投資家に「重要情報」を開示しなかったとして、米ゴールドマン・サックスGS.Nを詐欺罪で訴追した。 4月18日、米SECによるゴールドマン・サックス訴追について、予想される展開をまとめた。写真はニューヨークにあるゴールドマンの本社。16日撮影(2010年 ロイター/Brendan McDermid) ゴールドマンは、SECの訴追にはまったく根拠はないと反論。法廷で争う意向を示した。 決着には数カ月から数年かかる可能性がある。予想されるシナリオは以下の通り。 <早期決着> ゴールドマンが早期決着を目指すケース。 同社は、企業イメージへの長期的な影響を回避するため、数億ドルの和解金を支払っても、数カ月以内に和解を成立させた