姫路城周辺で市民らが浴衣姿で初夏を楽しむ「姫路ゆかたまつり」が6月22〜24日に開催されることを受け、兵庫県姫路市観光交流推進室は28日、まつりに刺しゅう入りの特攻服を着て現れる「徒歩暴走族」を封じ込める対策会議を開き、警備の概要などを決めた。 会議には、同まつり振興協議会や県警などから約40人が参加。5年ぶりの3日間開催となった2010年の同まつりでは、特攻服姿で大声を上げたり、行進したりするグループが現れなかった。市は「これまでの啓発活動が浸透してきている」として、まつり当日に条例違反者を取り締まる条例対策班の人員について昨年の30人から22人に削減することにした。