2011年12月19日、北朝鮮の金正日総書記が死去したというニュースが世界中を駆け巡った。 金正日の死亡は2011年12月17日8時30分。 19日の報道は、一応政権が、三男の正恩(28)の統治に平和裏に移行できたことを受けた結果だと思われる。 実は、死去の直前、日本で全国的かつ組織的な霊感商法を行っている世界基督教統一神霊協会(以下統一教会)の世界会長、すなわち現在の統一教会で、文鮮明に次ぐ、教団ナンバー2とも評価できる文亨進世界会長が、北朝鮮を訪れ、歓待を受けていた。しかもその訪問時期は12月9日から16日のことであった。 つまり金正日の生前、最後に北朝鮮を訪問したのは、西側では文鮮明ファミリーの可能性が高いことになる。 金日成が死亡した1994年にも、当時教団ナンバー2と目されていた朴普煕が、1994年7月13日 文鮮明の指示で、金日成の死後、西側としては初の北朝鮮を訪問し金正日と初