印刷 関連トピックス北朝鮮原子力発電所金正日総選挙 昨年10月に無所属の市民派候補としてソウル市長に当選した朴元淳(パク・ウォンスン)氏(55)が4日、就任後初となる8日からの訪日を前に朝日新聞のインタビューに応じた。南北関係の改善に向けて独自に動く意欲を見せたほか、ビル屋上などに太陽光パネルを張り巡らせて首都を「エネルギー生産都市」にし、年内に原発による発電を「一基分減らしたい」と述べた。 弁護士で市民運動家の朴氏が当選した背景には、既成政党への不信の高まりがあった。4月に総選挙、12月に大統領選が控えるなか、朴市長は既存の政治について「市民のそばにいなかった。市民が主人公になれるようにしなければ」と指摘。新党結成や野党入りなど様々な選択肢を示しながら、最終的に「市民の願いの受け皿になれる所に行く」と述べ、一定の役割を果たすことに意欲を見せた。 また、ソウル市長選で朴氏が支援を受け