北朝鮮が、国営テレビの衛星波の送信について、これまで使用してきた中国の衛星から、このほどロシアの衛星に切り替えたことが7月1日分かりました。理由は確認されていませんが、ロ朝両国の関係強化の動きを反映している可能性もあるとみられます。 北朝鮮は、国営の朝鮮中央テレビの衛星波を送信するにあたって、当初、使っていたタイの衛星が故障したのに伴い、2020年から中国の衛星を使用してきました。 これについて韓国統一省は、北朝鮮がこのほど中国の衛星の使用を停止し、ロシアの衛星に切り替えたことが分かったと、1日明らかにしました。 理由は、現時点で確認できていないとしています。 北朝鮮とロシアの間では、キム・ジョンウン(金正恩)総書記が6月19日、24年ぶりにピョンヤン(平壌)を訪問したプーチン大統領との首脳会談に臨んだあと、包括的戦略パートナーシップ条約を締結しました。 この新たな条約には、有事の際の軍事
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