上半身裸の旗手がいたり、女性選手ばかりが集団の先頭を占めたり。出場国のお国柄が出る入場行進だった。そんな中、104番目に登場した日本で、旗手の右代啓祐に続いたのは本部役員の一団。集団の先頭の年齢層がこれほど高かったのは、中国など数少なかった。 2007年の国際オリンピック委員会(IOC)理事会では、「旗手の後すぐに太ったおじさんが出てきては、テレビ映えがしない」と改善を求めるテレビ局の声を受け、入場行進の順番について「選手が先、役員が後」となるよう検討を進める動きがあった。結局これは実現せず、現在は入場行進について特段の決まりはない。 ただ、2020年東京五輪で「アスリートファースト(選手第一)」を掲げる日本の行進で、選手を前面に押し出す姿勢が見られなかったのはさみしかった。4年後の行進ではぜひ並び順について考えて欲しい。(阿久津篤史)
一人で夏祭りをしてきた。渋谷にあるイベントスペース「東京354CLUB」には、和太鼓やお神輿が置いてあり、お祭り風のイベントが企画できる。ここを一人で貸し切って、一人夏祭りをしたのである。 いつからか、私は夏祭りに行かなくなった。一番よく夏祭りに行っていたのは、中学一年生の夏だ。毎週月曜日の塾に行きたくなさすぎて、月曜日には必ずお祭り行っていた。当時、夜に習い事以外で出歩く言い訳になるのが、お祭りに行く、くらいのものだったのだ。習い事を休むことには厳しかった母も、“友達に誘われた”という名目があれば怒らなかった。 母は塾よりも“せっかくの誘い”のほうを重要視した。あまり友達を作るのが得意でないことは見抜かれていたのだろう。最初にたまたま塾とお祭りの日がかぶったときに、すんなりと休ませてもらえたのに味を占めて、中学一年生の夏、私は7月から8月の間に7回ほどお祭りに行った。 夏祭りに誘ってくれ
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