The FreeBSD Projectは17日(米国時間)、2006年第4四半期ステータスレポート(以下、2006Q4)を公開した。同ステータスレポートの冒頭で、3月8日〜10日(日本時間)にかけて東京で開催されるAsiaBSDCon 2007、5月16日〜19日(カナダ時間)にかけてオタワで開催されるBSDCan 2007、9月14日〜15日(デンマーク時間)にコペンハーゲンで開催されるEuroBSDCon 2007に触れ、BSD関係者は同国際会議で会おうと呼びかけている。 2006Q4で興味深い報告をいくつか取り上げる。通常サイズを静的に固定して使っているTCP送受信ソケットバッファだが、サイズが小さい場合は性能が発揮できず、大きすぎる場合はカーネルメモリの無駄遣いになる。ネットワークの状況に合わせて送信バッファの自動リサイズを実施するパッチを適用したマシンがftp.freebsd.o