2月28日に米バージニア州で開催されたBlack Hatでは、ハードウェアをハッキングする2種類の画期的な方法が紹介された。従来からの「神話」を見事に崩壊させてしまったのだ。 バージニア州アーリントン発――2月28日の「Black Hat Briefings」に参加していなければ、システムがrootkitの攻撃を受けても、再イメージングによって被害は防げるはずだと、枕を高くして眠れただろう。PCの揮発性メモリ、すなわちRAMは、PCIカードやFireWireバスを介さなければ調べられないと、高をくくっていたかもしれない。 だが、それは間違いだ。 28日に現地で開催されたBlack Hatでは、ハードウェアをハッキングする2種類の画期的な方法が紹介された。まず聴衆に衝撃を与えたのは、Coseincの上級セキュリティ研究者であるジョアンナ・ルトコウスカ氏が発表した、ソフトウェアを使用するシステ
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