1月24日に開催された「IIJmio meeting 6」にて、総務省 総合通信基盤局 事業政策課 企画官の富岡秀夫氏が登壇。「加速するMVNO政策」と題し、電気通信の政策立案を行う立場から見た、MVNOの現状と展望を語った。普段はなかなか話を聞く(そもそもお目にかかれる)機会のない総務省の中の人が登場することもあり、東京会場は定員をオーバーするほど人が集まった。 総務省の富岡氏。17日の大阪会場に続いての登壇となる。「大阪でも同じ格好で行って、1人だけ浮いているなと思い、東京では私服で行こうと思ったのですが、Twitterで『総務省の人のベストがカッコイイ』というコメントがあったので、調子に乗って同じ格好で来ました(笑)」と話すと会場からは笑いが。いきなり来場者の心をつかんだ より安く、よりよいサービスを実現してほしい 総務省は、MVNOに関するガイドラインを策定するなど、MVNOが事業
今年の1月から半信半疑でTwitterをやり始めましたが、多くの人達と同様、やり始めると癖になり、その上、効能も大きいことが分かりました。実名でTweetしていますが、特に宣伝はしていないのに、3ヶ月を経ずしてFollowerは5,460人を超えました。140字の制限があるおかげで、メッセージがついつい長くなることへの自省が働く為、ちょっとした待ち時間を利用しての、自分なりの「気晴らし」にもなっています。 しかし、軽く書いたコメントに賛否両論が生じ、文字数を気にせずに詳しく説明をせねばならなくなる羽目になることもあります。いや、もう少し前向きに考えるなら、即座に反論がきたり、これまで盲点になっていたことを教えられたりするので、Blogレベルで筋道を立てた議論をする為の「良い刺激」にもなります。 そういうわけで、今回は、携帯通信事業会社に勤務している私の専門分野について、アゴラの場を借りて、
テレビCMを信じて0033を付けたら ケータイへの通話料が半分になる!? 前回はケータイに電話をする場合、普通に固定電話から電話をするくらいなら、ケータイからかけた方がお得になる場合があることを紹介した。 でもこんな内容のCMは記憶にないだろうか。「ケータイに電話をする前に『0033』を付ける」だけで通話料が安くなるという話。テレビCMを信じないわけじゃないが、そんな都合のいい話があるのだろうか? でも、これは本当。たとえばNTT東日本の固定電話からauのケータイに電話するとき(平日夜間)、通話料にこんな差が付く。 ●電話番号に何も付けない場合: 10.5円/17秒 = 約37.06円/分 ●電話番号に0033を付けた場合: = 17.325円/分 半額以下だ!
親がこちらのケータイに電話してくるとき 安いのはケータイか? 固定か? 実家の親からケータイにかかってくる電話。少々わずらわしいなあと思いつつ、ふと着信履歴を見てみると固定電話ではなく、携帯電話の番号になっている。「ウチの親もついにケータイを持つようになったか」と感慨にふける。 しばらくして親の方でもケータイに慣れてくると、いつもケータイから電話してくる。「ケータイに電話するなら、ケータイからのほうが安いんでしょ」と当たり前の事実であるように語りながら……。 その逆で、安心のために親に何度もケータイを持つよう頼んでみても、親は「ケータイから電話すると高いんでしょ?」と言って持とうとしないなんて話もある。 上の例ってどちらが本当なのだろうか? その疑問を解消すべく、今回調査した。 ■今回の設定 ・実家の母(地方在住)が息子(東京在住)に電話をかける ・息子はケータイしか持っていない ・電話を
KDDIは12日、総務省で進められている「接続ルールの見直し」に関する報道関係者向け説明会を開催した。通話料に含まれる“接続料”や、NTTが進めるNGNなどに関して、同社の主張が紹介された。 ■ 携帯の接続料は規制を撤廃すべし 接続料(アクセスチャージ)とは、A社の電話からB社の電話にかけた場合、B社のネットワーク使用料として発生する料金のこと。日本では、エンドユーザーが支払う通話料はA社が設定した料金を支払い、その通話料のうち、B社に対して接続料が支払われることになる。電気通信事業法により、携帯電話事業者ではNTTドコモとKDDIの2社は接続料を公表する義務がある。 総務省では、携帯電話や光ファイバー網の普及などを受け、通信市場における新たな接続ルールの検討を進めている。6日には、関係各社に対するヒアリングが行われ、11日にはNTTドコモが自社の主張をあらためて紹介する報道関係者向け説明
日本通信は3月10日、利用する時間(分単位)の接続料金をチャージするプリペイド方式のデータ通信サービス「Doccica」(ドッチーカ)を発表した。国内の人口カバー率が100%であるNTTドコモのFOMA(3G)網と、同社が契約する全国1万5000カ所の無線LANスポットを利用できる。 日本通信が“Doccica”という名前のサービスを世に出すのは今回が初めてではなく、2006年10月に、3GとPHSの2枚のデータカードをセットにした同名の製品を発表している(2006年10月の記事参照)。日本通信はすでにウィルコムのPHS網を使ったMVNOサービスを提供していたが、3G接続についてはドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3者と相互接続を協議している段階だった。結局、各キャリアとの接続は実現せず、当初発表されたようなDoccicaが日の目を見ることはなかった。 当時キャリア側は、携帯電話が利
NTTドコモは3月11日、「接続ルールの見直し」に関する報道関係者向け説明会を開催した。携帯電話の通話料に含まれる“接続料”について、総務省で進められている議論を踏まえて、同社の見解・主張が紹介された。 ■ 接続料とは 携帯電話市場の成熟化や固定回線での光ファイバー網の普及が進んだことなどから、総務省では、通信市場の新たな局面に対して、各社のネットワークの接続の在り方について議論を進めている。1月には、接続ルールに関する提案募集を行い、その結果を受けて、2月24日には情報通信審議会に対してルールの在り方を諮問した。その一環として、3月6日には、同審議会の電気通信事業政策部会・接続政策委員会の合同ヒアリングが行われ、NTTドコモなどが意見を述べた。 ドコモ古川氏 今回ドコモが開催した報道関係者向け説明会は、3月6日のヒアリングで主張した内容を改めて紹介、補完するものとなった。説明を行った同社
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