ネットの安全 2018.1.19 最近発見されたAndroidスパイウェア「Skygofree」に関して、マカフィーのモバイルマルウェアリサーチチームがさらなる調査を行ったところ、このスパイウェアのターゲットは日本のユーザーである可能性が非常に高いことが判明しました。 1. スパイウェアの概要 「Skygofree」と呼ばれるスパイウェアは、イタリアのある企業によって開発されたとされるスパイウェアであり、システムアップデートを装って端末にインストールされます。起動後アイコンをメニュー一覧から非表示にすることで、ユーザーによるアンインストールを回避しています。 ブログで紹介されている技術情報によると、このスパイウェアでは、C&Cサーバーの命令により、端末の位置情報を追跡したり、電話帳やSMS、通話履歴といったユーザー情報や端末情報を収集します。また、興味深い機能としては、端末ロックの解除後に
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