米マイクロソフトの次期OS「Windows 8」の発売が近づく中、そのセキュリティ機能について、米マカフィーの技術者が依然として残る問題点を指摘した。 Windows 8では、安全な立ち上げ過程を確保するための「Secure Boot」が導入される。ブートコンポーネントの暗号検証のために、Secure Bootのファームウエアは信頼できるUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)アプリケーション/ドライバーおよびOSローダーの署名データベースと、失効した署名のデータベースを保持する。 パソコンおよびデバイスメーカーが「Designed for Windows 8」ロゴを製品に掲げるには、UEFIのSecure Bootをデフォルトで有効にする必要がある。標準BIOSを搭載したシステムでもWindows 8は起動するが、同ロゴの使用は許可されない。