Windows 8には、ネットワークが従量課金かどうかを判別し、従量課金の場合は緊急を要さない通信トラフィックについては抑制する機能が備わっている。これによって、たとえばスマートフォンのテザリングを使って通信しているようなときに、知らない間に大量の通信を行ってしまうことを回避することができる。 定額ではなく、通信した容量ごとに青天井で課金されていく料金システムの場合はもちろん、現在の多くの移動体通信事業者が採用しているように、ある程度の上限を超えると帯域制限を受けるような回線を使っている場合でも重宝するはずだ。 ただ、その恩恵を受けるには、特にクラシックなデスクトップ環境向けのアプリケーションでは、そのための実装が個別に必要だ。たとえば、Microsoftが無償で提供するデスクトップ版のSkyDriveアプリを使うと、クラウド側とローカルストレージ側のフォルダを自動同期してくれる。だが、従
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