デスクトップ版のChrome 67ではSpectre/Meltdownなどの脆弱性を狙う投機的実行のサイドチャネル攻撃を緩和するため、すべてのサイトを別プロセスで読み込む「Site Isolation」が有効になっているそうだ(Google Security Blogの記事、 Ars Technicaの記事、 The Registerの記事、 BetaNewsの記事)。 Chromeでは以前からタブごとに別のプロセスを使用しているが、タブ内のiframeやポップアップで別のサイトが読み込まれる場合はメインタブと同一プロセスが使われていたという。通常は同一オリジンポリシーによりクロスサイトiframeやポップアップの内容にメインドキュメントからアクセスすることはできないが、何らかの脆弱性を狙われた場合にはSpectreに限らず、Site Isolationが有効な緩和策となる。また、Webペ