Windowsの日本語入力ソフト「Microsoft IME」が大きく変化している。Windows 10 May 2020 Updateで機能が大幅に改良され、それを継承したWindows 11でも絵文字の入力画面やタッチキーボードのカスタマイズなど、多くの機能に加えられた。当初のWindows 10に慣れているとデザインも大きく変わっているので、戸惑っているユーザーもいるだろう。ここでは、新旧のMicrosoft IMEでどのように変わったのかを見ていこう。また古いMicrosoft IMEに戻す方法も紹介する。 候補一覧が複数列表示で見やすくなった Microsoft IMEは、文字を変換するときに変換候補は1列で9候補まで表示する。以前のMicrosoft IMEは変換候補が10を超えると、そのウィンドウを下にスクロールし目的の単語を探す必要があった。1~2文字の単語や人名など、多く