解説 TIPS「bcdeditでVista/Windows Server 2008のブートOSメニューを変更する」「bcdeditでブート・メニューの表示順序やデフォルトを変更する」では、Windows Vista/Server 2008以降で導入された新しいブート・メニュー・システム「BCD(ブート構成データ)ストア)」と、そのブート項目の表示名を変更するbcdedit.exeコマンドの基本的な使い方を紹介した。 本TIPSではその続きとして、新しいブート・メニュー項目を追加する方法を紹介する。メモリ・サイズやデータ実行保護(DEP)などのオプションを変更したり、デバッグ・オプションを追加したりするなど、設定を変えてOSを起動したい場合は、元の項目を残したまま、新しいブート・メニュー項目を追加するとよい。従来のBOOT.INIを使ったブート・システムの場合は、メモ帳などでコピーして新しい
Windows Server 2003以前のOSでは、システムがブートする場合にはシステム・ドライブのルートに置かれた\boot.iniというテキスト・ファイルを参照していた。これに対してWindows VistaやWindows Server 2008では、Windows OSのブート・メカニズムが抜本的に変更され、ブート時に使用する情報はBCD(ブート構成データ)ストアに格納されている。 ブート構成データ エディタについてよく寄せられる質問(TechNetサイト) これに伴い、ブート情報を変更する方法も以前とはまったく異なっている。通常はこれらの情報を変更する必要はないだろうが、例えば1台のコンピュータに複数のOSをインストールした場合には、変更したくなるだろう。例えば、実験などの目的で32bit版のWindows Vistaと64bit版のWindows Vistaを1台のコンピュー
解説 TIPS「bcdeditでVista/Windows Server 2008のブートOSメニューを変更する」では、Windows Vista/Server 2008以降で導入された新しいブート・メニュー・システム「BCD(ブート構成データ)ストア)」と、そのブート項目の表示名を変更するbcdedit.exeコマンドの使い方を紹介した。システムに2つ以上のOSをインストールすると、どのOS(どの構成)で起動するかを最初に選択できるが、その表示名を分かりやすくして、x86版とx64版で区別できるようにした。 本TIPSではその続きとして、ブート項目の表示順序やデフォルト項目、タイムアウト時間の設定方法を紹介する。 操作方法 ●bcdedit /displayorderで表示順序を変更する BCDストアに対応したOS(Windows Vista、Windows Server 2008、Wi
はじめに パソコンには購入時の状態で、ウイルス対策ソフトやパソコンの動作に必要なシステムなど多くのソフトがインストールされており、パソコン起動時に自動的に起動するように設定されています。 パソコンの起動と同時に起動するソフトの数が多くなると、パソコンの電源を入れた後、操作できるようになるまでの時間が長くなります。パソコンの動作が遅くなった場合は、自動的に起動されるソフトの数を抑えることで、動作が改善することがあります。 ※ 自動で起動するソフトの中には、パソコンが動作する上で重要なシステムやウイルス対策ソフトが含まれています。 それらのソフトを停止してしまうと、パソコンが正常に動作しなかったり、セキュリティ上の問題が発生したりする可能性が高まります。 常駐ソフトを停止する際は、パソコンの動作やセキュリティ上問題がないと判断できる場合にのみ行ってください。
はじめに パソコンには購入時の状態で、ウイルス対策ソフトやパソコンの動作に必要なシステムなど多くのソフトがインストールされており、パソコン起動時に自動的に起動するように設定されています。 パソコンの起動と同時に起動するソフトの数が多くなると、パソコンの電源を入れた後、操作できるようになるまでの時間が長くなります。パソコンの動作が遅くなった場合は、自動的に起動されるソフトの数を抑えることで、動作が改善することがあります。 また、Windows 8 / 8.1では、サインイン画面からセーフモードでパソコンを起動し、自動的に起動するソフトを停止できます。 サインイン画面で正しいパスワードを入力しても、スタート画面やデスクトップ画面が表示されない場合は、自動起動するソフトを停止することで、問題が改善されるか確認します。 ※ 自動で起動するソフトの中には、パソコンが動作する上で重要なシステムやウイル
Windows 8.1にVMware Workstationをインストールしようとしたらエラーになったので色々と調べたところ、ブートエントリでhypervisorlaunchtypeをOFFにすれば良いそうだ。 ただ、毎回コマンドを入力して再起動するのも面倒くさいので、VMware Workstation用のブートエントリを作成して切り替えることにした。 BCDEdit のコマンド ライン オプション(technet.microsoft.com) bcdeditでブート・メニューの項目を追加する(www.atmarkit.co.jp) ※ 失敗するとOSが正常に起動できなくなるので、復旧方法がわからない人はやらないこと ※ BitLocker(TPM有り)を使っている人は、作業が完了するまで「保護の中断」をすること(回復キーや回復パスワードが手元にないときは念のためやめたほうがよい) ※
Windows 8が起動しなくなった場合は、「回復ドライブ」を使ってシステムを起動すれば、PCの修復や復元などのトラブルシューティングが行える。 解説 Windows 8システムに何らかの障害が発生して動作がおかしくなった場合、TIPS「Windows 8を確実にセーフ・モードでブートさせる」などで解説しているような方法を使ってトラブルシューティング・ツールを起動できる。 具体的にはセーフ・モードで起動させたり、スタートアップ修復を行ったりするほか、システムをリセット/リフレッシュしたり(TIPS「recimgコマンドでPCのリフレッシュ用のイメージを作成する」参照)、システムをリカバリしたりする、といった対応を行う。 そのときに利用される「トラブルシューティング」と表示されているメニュー画面(青い背景にメニューが表示されている画面)は、正確には「Windows回復環境(Windows R
同一ネットワーク上の複数のPCを操作することができるソフト 『Multiplicity KVM』 で、一台のPCを取り合ってみました。 KVMモードでPCを取り合い! 「KVMモード」は、プライマリPCのモニターを切り替えて、セカンダリPCを操作する機能です。 まずはグループ1のプライマリPCから接続してみました。 セカンダリPCの内容がモニターに表示され、操作が可能になります。 この時、グループ2のプライマリPCから、該当のセカンダリPCに接続してみます。 グループ2のプライマリPCに、すぐに接続されます。 グループ1のプライマリPCでは、その瞬間に接続が切れました。 グループ1プライマリの画面拡大 「別のコンピュータが制御を取得したため、このコンピュータへの接続が失われました。」 「OK」を押してMultiplicityの画面からまた接続すれば、すぐに再接続され、グループ2では接続が切
この記事では、ATA ドライブの設定を変更することによって発生する再起動ループの問題の解決策について説明します。 適用対象: Windows 8 元の KB 番号: 2751461 現象 次のような状況で問題が発生します。 ドライブの BIOS 設定は ATA モードに設定されます。 システムをインストールまたはアップグレードしてWindows 8します。 BIOS を起動し、ATA 設定を ATA モードから AHCI モードに変更し、Enter キーを押して変更を受け入れます。 [はい] をクリックすると、埋め込み ATA コントローラーで検出されたモードの変更に関する警告が表示されます。 コンピューターを再起動し、正常に起動します。 このシナリオでは、Windows が起動しようとしたときにシステムの起動中に、システム エラーに関するエラーが表示されます。 システムは再起動ループでス
大手企業であればキチンとしたシステム管理部門があるが、中小規模企業だとそうはいかない。ちょっとコンピュータに詳しいがゆえに「じゃ、サーバ管理やって」と命令され、途方に暮れている人もいるだろう。本連載ではWindows OSに特化し、ありがちな質問からMicrosoftのWebサイトにも掲載されていないような奇問までを取り上げ、その解決方法を指南する。サーバ管理で頭を痛めている人はぜひ参考にしてほしい。 山市良 【今回のお悩み】 ・VHDをローカルマウントしたら仮想マシンが起動しなくなった ・OSのイメージ展開でカスタム応答ファイルが読み込まれない ・“Managed SQL Server Loading Pageは動作を停止しました”の回避策 【質問109】 VHDをローカルマウントしたら仮想マシンが起動しなくなった [対象]Windows Server 2008 R2、Hype
This article provides help to solve an error that occurs when you restart Microsoft Windows Server 2008 R2 after you perform a full OS recovery. Applies to: Windows Server 2012 R2 Original KB number: 2261423 Symptoms When you restart for the first time after you do a full OS recovery of Windows 2008 R2, you receive the following error message: Windows failed to start. A recent hardware or soft
2Tbytes超のディスクにWindows OSをインストールしてシステム・ディスクとして利用する場合、UEFIをサポートしたシステムと、64bit Windows OSが必要である。2Tbytes以上のディスクをWindows OSで使うにはGPT形式でフォーマットする必要があるが、この形式のディスクからのブートはUEFIシステムでしかサポートされていないからだ。具体的なインストール方法については連載「PCハードウェア強化ラボ」の第4回「2Tbytes超ディスクをシステム用ディスクとして利用する」を参照していただきたい。 ところでUEFIを使ってWindows OSをインストールした場合、システム起動時のUEFI(BIOS)のブート選択メニュー画面には、起動するシステムもしくはディスクを選択する画面が表示される。ディスクが1台しかない場合はこのメニューを見ることはあまりないだろうが、ブー
This article discusses the manner in which Windows supports hard disks that have a storage capacity of more than 2 TB and explains how to initialize and partition disks to maximize space usage. Original KB number: 2581408 Summary In order for an operating system to fully support storage devices that have capacities that exceed 2 terabytes (2 TB, or 2 trillion bytes), the device must be initializ
この記事では、Windows の起動を変更するために使用できるスイッチ オプションについて説明します。 適用対象: Windows 10 - すべてのエディション、Windows Server 2012 R2 元の KB 番号: 833721 概要 Boot.ini ファイルには、Microsoft Windows XP または Microsoft Windows Server 2003 の起動方法を変更するさまざまなスイッチを追加できます。 詳細 次のスイッチを Boot.ini ファイルに追加できます。 /basevideo スイッチは /basevideo 、任意のビデオ アダプターと互換性のあるビデオ ドライバーを使用して、システムを標準の 640x480 16 色 VGA モードに強制します。 このスイッチを使用すると、間違ったビデオ解像度または更新レートを選択した場合にシステム
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く