そして、なによりも嬉しいのは21mmという焦点距離。APS-Cサイズのデジタル一眼レフでは画角が狭くなるので、40mmでは60mm相当の画角になってしまい、お散歩のお供には少し望遠過ぎる。その点、21mmなら32mm相当の画角になるので、スナップ撮影に非常に適している。 最短撮影距離は20cmで、この画角のレンズとしては水準以上に寄れる。薄いレンズなのでMFリングの幅は非常に狭いが、左の親指と中指で下からMFリングをつまむように操作すれば、レンズのヘリコイドを持ち替えることなく、最短撮影距離から無限遠までクイックに動かせるのは快適。被写界深度目盛付きの距離指標も備えているので、サッと目視で距離を測り、距離指標を目安にピントを合わせスナップする、といった昔ながらの撮影法も楽しめる。Quick-Shift Focus Systemも備えているので、S-AF合焦後にMFモードに切り換えなくても、
ペンタックスのレンズラインナップの特徴は、ほかのメーカーに比べ、非常に単焦点レンズの比率が高いことだ。なかでも“Limited”シリーズは、レンズ鏡筒、フード、キャップがアルミ削り出し素材で作られていて、非常に質感が高いのが特徴だ。極端な話、写真を撮らなくても、カメラに装着して眺めているだけでも、所有する満足感、喜びが感じられる。それでいて、焦点距離や開放F値をそれほど無理をしていないので、他社の大口径単焦点レンズほど価格は高くなく、軽量コンパクトなのも魅力だ。 その“Limited”最新モデルが「DA 15mm F4 ED AL Limited」。35mm判換算で23mm相当の画角が得られるデジタル専用レンズで、最短撮影距離は18cmと被写体にググッと寄って撮影できるのが特徴。「DA 14mm F2.8 ED (IF)」に比べると開放F値がF4と1段暗いが、レンズが非常に軽量コンパクトで
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