1 放射線の人体への影響について 国立がん研究センター 機能診断開発部 藤井 博史 (平成23年7月8日) 第1回東葛地区放射線量対策協議会 2 放射線被曝 • 放射線が人体に照射されることにより生じる – 外部被曝 • 体外の放射線源からの放射線による被曝 • 被曝線量の評価が容易 空間線量から計算 • 東葛地区の空間線量の実測値 0.65μSv/hour 以下 – 内部被曝 • 体内の放射線源からの放射線による被曝 • 被曝線量の評価は困難 • 被曝線量は体内の放射線核種から推定 3 放射線被曝 – 生物学的影響 • 同じ被曝線量であれば、外部被曝と内部被曝は同等 • 同じ放射線(β線など)を同じ線量で被曝するのであれば、 放射性核種の種類によらない – Cs‐137 半減期 30年 β線のエネルギー 514 keV – K‐40 半減期 12億年 β線のエネルギー 1