どうすれば「集中力」を維持できるのか。サッカー日本代表として活躍してきた遠藤保仁さんは「強弱を意識するといい」と話します。90分間、同じ状態を維持しようとするのではなく、リズムやテンポといった「強弱」を意識することで、無理がなくなり、安定したパフォーマンスが出せるようになるといいます。仕事にも役立つ「天才」の知恵をご紹介しましょう――。 ※本稿は、遠藤保仁『「一瞬で決断できる」シンプル思考』(KADOKAWA)を再編集したものです。 PKは蹴る瞬間だけ集中する サッカーの試合中は、常に頭の中で考えながらプレーをしていますが、唯一、何も考えずに、無心になる瞬間があります。それはPK(ペナルティーキック)を蹴る瞬間です。 PKを成功させるいちばんの秘訣は、ギリギリまでGK(ゴールキーパー)の動きをじっと見て、GKの重心とは逆方向に蹴ること。このとき、何も考えずに、GKの動きだけに集中する。ボー
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